第二新卒が働きながら転職活動を進めるには？ - 仕事しながらでもバイトと両立も

 

経歴の空白期間を作らないためにも、働きながらの転職活動は理想です。とはいえ、働きながらの就活にはメリットもあれば、きついと感じる面もあります。

 

今回は、第二新卒が正社員やアルバイトとして働きながら転職活動を進める方法について紹介します。

 

ツイート

 

第二新卒は働きながらでも転職できる？

 

新卒から卒業して3年以内の正社員経験者を「第二新卒」と呼びます。

 

第二新卒の多くは初めて転職活動をする人たちなので、どんなふうに転職を進めればいいのかわからずにいることもよくあります。

 

最もスマートで後腐れのない転職方法は、現職で働きながら転職活動を進め、転職先が決まってから退職届を出す方法です。

 

働きながら転職活動をすることで、安定した収入を得ながら、「辞めない」という選択肢も残せておけるのでメリットが大きいんです。

 

その一方で、仕事をしながらだと「転職活動に集中できない」「スケジュールが詰まってつらい」という声があるのも事実。

 

第二新卒が働きながらでも転職活動をスムーズに進めていく方法を見ていきましょう。

 

 

 

 

第二新卒が働きながら転職するメリット・デメリット

 

基本的には働きながら転職活動を進める方がいいのですが、人によっては辞めてから転職する方がいい場合もあります。

 

第二新卒が働きながら転職するときによくあるメリット・デメリットについて把握しておきましょう。

 

働きながらのメリット

 

第二新卒として転職活動を始めるとき、会社を辞めるか・続けるかは大きな問題ですよね。

 

総合的に見ると、第二新卒の場合は在職中に転職活動をした方がメリットは大きいです。

 

 

たとえば、収入の問題。

 

社会人歴の浅い第二新卒者は、貯金のない場合が多いです。実家暮らしならまだマシですが、一人暮らしの場合は生活費の不安もあります。

 

収入があれば、焦らずに転職活動をすることができます。

 

会社を辞めてしまうと、貯金や収入の切れ目を気にして転職活動に焦りが出ます。焦って決めた転職先はたいていミスマッチが起こります。

 

収入のある限りは納得のいくまで転職活動を続けられる、これもメリットのひとつです。

 

また、すでに会社を退職していると、やはり面接でのイメージは悪くなりがちです。「すぐに辞める人」「忍耐力のない人」と思われかねません。

 

その分、在職中だと「良い会社があれば転職するし、なければ現職を続ける」という選択肢が出せます。

 

辞めることは決めていたとしても、このイメージの差は大きいです。

 

⇒　おすすめの転職支援ランキング

 

⇒　第二新卒の給料や年収の事情

 

⇒　転職の成功率を上げるには？

 

 

働きながらのデメリット

 

第二新卒にとってメリットの大きい在職中の転職活動ですが、もちろん、難しいという声もあります。

 

ただでさえ、辞めたいと思っている職場とプレッシャーのかかる転職活動の両立です。きついと感じないわけがありませんよね。

 

 

最も大きなデメリットは、採用されたい企業の面接日時に合わせられない可能性があること。

 

たとえば、土日休みで午後8時前後まで残業があり、有給休暇も取りづらい会社ではいつ面接に行けるでしょうか？

 

たいていの会社は土日休みですし、採用選考は午後6時から7時前後までのところが多いです。

 

有給休暇が取れないのであれば、平日に休みをもらって選考を受けることもできません。

 

くわえて、十分な時間がとれずに情報不足となれば、採用は難しいものです。

 

逆に言えば、平日に休みのある仕事や午後5時や6時の定時に上がれる曜日のある仕事なら在職中でもやりくり次第で転職活動はできます。

 

確かに、仕事の後の転職活動はきついものですが、まったく時間がとれないわけではないのでまだ救いがあります。

 

⇒　転職は辞めてから始めるべきか？

 

 

 

 

第二新卒が働きながら転職活動をする方法

 

第二新卒が在職中に転職活動を進める方法として、手助けになるテクニックを紹介しておきます。

 

転職活動にあてられる時間を確認してみよう

 

まず、現職で働くスケジュールのなかに、どれだけ転職活動に割り振れる時間があるのかを分析してみましょう。

 

棒グラフなどの表を作って、1週間分の決まっているスケジュールを目に見える形で当てはめていきます。

 

仕事や家事など必要最低限の時間を入れて、分類別に色分けするとわかりやすいですね。

 

自由に使える時間が見えてきたかと思います。

 

次に、この自由時間で転職活動ができるかどうかを考えてみましょう。

 

企業の面接には行けそうか、履歴書の作成や情報収集をする時間はあるのか。

 

足りないと感じるときは、最初に書き入れた仕事や家事の時間のなかにまだ削れる部分がないかを考えてみましょう。

 

⇒　第二新卒の就活時期とは？

 

⇒　転職活動の流れとは？

 

 

辞めるメリット・デメリットを分析してみよう

 

転職活動に割ける時間が見えてきたら、在職中の転職活動ができるかどうか、だいたいわかってきたはずです。

 

これを踏まえて、今、現職を辞めることはメリットが大きいのか、デメリットの方が大きいのかを冷静に考えてみましょう。

 

苦労して転職活動をすることは、現職を続けるよりもメリットがあるのか。このタイミングで転職を逃すデメリットとは何なのか。

 

結局、転職活動はとても現実的な行為です。

 

「辞めたい」と高ぶっている気持ちをわきに置いて、冷静な頭で自分にとってのベストな選択は何かを考えてみてください。

 

⇒　転職を考え始める時期とは？

 

⇒　第二新卒のメリット・デメリット

 

 

転職活動の専門家の支援を受けよう

 

転職を進める方向性で将来を決めたら、第二新卒専門の転職エージェントに相談へ行きましょう。

 

転職エージェントを利用すれば、求人探しや面接対策にかかってくる時間を大幅に節約できます。

 

在職中であっても質の高い転職ができるのは、転職エージェント利用のメリットです。

 

第二新卒専門のエージェントであれば、初めての転職にもきちんと対応してくれるので不安や悩みもまとめて相談できますよ。

 

⇒　転職相談をするには？

 

⇒　転職エージェントの利用方法

 

 

 

第二新卒におすすめの転職エージェントは？

 

第二新卒のサポートにおすすめの転職エージェントを紹介しておきます。転職エージェントを利用するなら、まずは公式サイトからの無料会員登録が便利です。

 

登録後は担当エージェントから連絡が入り、詳しい利用説明を聞くことができますよ。ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。

 

 

 

就職Shop

＜　おすすめポイント　＞

• 大手リクルートが運営する若者向けエージェント
• 書類選考なしで正社員の面接が受けられる
• 求人はすべて100％調査済みの企業のみ

登録企業 利用者数 8500社以上 10万人以上

評判 利用料 無料

 

 

いい就職.com

＜　おすすめポイント　＞

• 第二新卒・既卒・新卒専門のエージェント
• 面接対策や企業研究のセミナーが充実
• 求人はすべて正社員のみで非正規雇用はなし

登録企業 利用者数 5000社以上 20万人以上

評判 利用料 無料

 

 

JAIC（ジェイック）

＜　おすすめポイント　＞

• 第二新卒やフリーター専門のエージェント
• 2週間の短期講習で書類選考の面接が受けられる
• 求人はすべて正社員のみで人柄重視の採用

登録企業 正社員実績 5万社以上 2万人以上

評判 利用料 無料

 

 

第二新卒エージェントneo

＜　おすすめポイント　＞

• 丁寧なサポートが受けられる第二新卒専門のエージェント
• 転職相談満足度NO.1なども受賞
• 1人当たりの平均サポート時間は8時間

登録企業 転職者実績 5000社以上 2万人以上

評判 利用料 無料