第二新卒のための職務経歴書の書き方
第二新卒として転職活動を始めたときに、履歴書と並んで「書くことがない!」と悩まされるのが職務経歴書ですよね。
今回は、初めての転職活動でも失敗しない、第二新卒のための職務経歴書の書き方を紹介します。
第二新卒でも職務経歴書は必要になる?
第二新卒などの職歴がある人の転職活動では、履歴書のほかに職務経歴書の提出が求められます。
第二新卒として初めて転職する人にとっては、職務経歴書の作成も初体験だという人も多いですよね。
職務経歴書とは、これまでの仕事に関する経験をまとめて、転職後の仕事にも役立てることをアピールする書類です。
職歴の浅い第二新卒は、アピールできる要素が少ないので「職歴なしの方がまだマシなのでは?」と考えてしまう人もいますが、それは違います。
どんなに職歴が短くても経験は経験です。きちんとした職務経歴書が作成できたなら、半年や1年未満の経歴であっても効果的なアピール材料になりますよ。
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第二新卒におすすめの職務経歴書のフォーマットは?
まずは、職務経歴書を書くときに必要なフォーマットを見ておきましょう。
基本的な内容:
- 経歴要約(あるいは職務要約)
- 職務経歴
- 職務経歴詳細
- 資格・スキル
- 自己PR
一般に売られている履歴書とセットの職務経歴書を使ってもいいのですが、手書きよりもワープロソフトを使ったパソコン入力もおすすめです。
誤字脱字を防ぐことにもなりますし、文字数の多い職務経歴書はパソコン入力の方が見やすい場合があります。
手書きとパソコン入力の選び方は、応募企業の印象が良い方を選びましょう。老舗企業は手書きを好み、新しい企業はパソコン入力を好む傾向があります。
パソコン入力で作成するなら、大手求人サイトが無料で提供しているフォーマットのテンプレートを使うと便利です。作成例もわかる見本付きになっていますよ。
フォーマットのダウンロード先:
大手中途向け転職サイト・DODAのフォーマット。職務経歴書を簡単に作成できる「レジュメビルダー」というツールが無料で使えます。
マイナビグループのフォーマット。第二新卒用の職務経歴書フォーマットが無料でダウンロードできます。
第二新卒のための職務経歴書の書き方
職務経歴書は、「自分のビジネスパーソンとしての能力」と「応募企業に貢献できる理由」を「これまでの仕事経験と実績から証明するもの」と考えていいでしょう。
上記の内容を踏まえて、第二新卒のための職務経歴書の書き方を見ていきましょう。
経歴要約(あるいは職務要約)
経歴要約は職務経歴書の最初に来るものです。これまでの仕事経験と実績、学んだことから自信のついた能力について簡単にまとめます。
企業側は第二新卒に、やる気・学んでいく意欲・ポテンシャル(潜在能力)などを求めます。
つまり、まだはっきりした業績がない第二新卒は、「業績を上げていくための考え方と行動力が備わっているかどうか」が試されているわけです。
これまでのキャリアを要約する経歴要約では、「どんな目標を持ったか」「目標に対してどんな努力をしたか」「結果はどうなったか・何を学んだか」を軸に書いていきましょう。
職務経歴・職務経歴詳細
次に、職務経歴と職務経歴詳細の項目が来ます。
職務経歴では、前職で勤めていた会社の詳細を書きます。これは前職ではどんな規模・種類の会社に勤めていたかを知ってもらうためです。
続いて職務経歴詳細では、担当していた職務内容を具体的に書いていきます。
基本項目:
- 期間
- 商品・サービス内容
- 顧客やユーザー
- 個人かチームか
- 手法・方法
- 成果・実績
上記の基本項目も箇条書きにしていきます。特に「成果・実績」については数字などを使って具体的にわかるようにしておきましょう。
また、ここでも「仕事に取り掛かる前の目標や気を付けた点」「起こった問題と対処」「成果から学んだこと」などを簡単にまとめておきます。
資格・スキル
資格や技術など、持っているものはすべて記載しましょう。
さらに、勉強中の資格や技術についても「○○の取得に向けて勉強中」と書いておけば、まだ取得していない資格や技術でもアピール材料になります。
自己PR
第二新卒の場合は最もスペースを取ることになるのが、自己PRの項目です。
職務経歴書は、自分の能力が応募企業に活かせることをアピールするものです。
自己PRを書くためには、まず応募企業が求める人物像を把握します。
すべての企業に効果がある自己PRのテンプレートはなく、それぞれの企業が第二新卒に求めるものをピンポイントで突いていく必要があります。
次に、自分のこれまでの経験や能力を応募企業が求める要素と結び付けられるかどうかを考えます。
経歴の浅い第二新卒は、前職での経験だけでなく学生時代の経験を引っ張り出してきてもかまいません。
自己PRの書き方は能力ごとの箇条書きでもいいですし、全体がストーリーになった文章でもかまいません。
ただし、何が最もアピールしたいものなのかがわかるようにしておきましょう。
自己PRの基本は、「自分は応募企業に貢献できる」と示すことです。この基礎を理解しておけば、文章が下手でもちゃんと伝わりますよ。
第二新卒向けの転職エージェントを利用しよう!
さらに採用率を上げるなら、転職エージェントなどの専門家にサポートをお願いしてみましょう。
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エージェントは企業側の内部調査をしたうえでアドバイスをくれるので、それぞれの企業に合った職務経歴書の書き方を教えてくれますよ。
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第二新卒におすすめの転職エージェントは?
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