第二新卒が年収アップを狙うには？
転職はしたいけれど、年収額は下げたくない。誰もが考えることですよね。
できるだけ希望する給料額に近い条件で採用されるように、第二新卒の年収アップの方法を見ていきましょう。
第二新卒は基本的に年収アップが期待できない！？
一般的なデータとして、転職後の第二新卒者が年収アップする可能性はかなり低いです。
原因のひとつは、企業の多くが第二新卒者を新卒と同じ扱いとしているから。
中途採用ではありますが、実質は再スタート。ゼロからの始まりと考えている企業が多く、それに合わせて年収額も新卒からのスタートになるパターンが多いようです。
そのため、年収アップどころか給料が下がるのもよくあること。
とはいえ、社会人2〜3年前後の給料額はそれほど大差ありません。傷の浅いうちに、本当に働きたい会社を見つけられることの方がメリットは大きいというわけですね。
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第二新卒が転職後に年収アップを狙えるケースとは？
そうは言っても、やはり年収額にこだわって転職したい第二新卒もいるでしょう。
第二新卒が転職で年収アップする可能性もゼロではありません。いくつかの代表的なパターンを見ていきましょう。
前の会社の給与がかなり低かった
前職の会社でもらっていた給与額がかなり低かった場合、転職先で年齢による平均年収をもらったとしても年収がアップしたと感じられます。
前の会社と転職先の会社では、基本給の計算方法が違っている場合もあります。
年齢で計算する会社もあれば、社会人年数で計算する会社もあります。なかには営業職のように、基本給が低くても業績次第で上乗せの給与がある会社も見つかります。
また、どれくらいの金額を「高年収」と感じるかは人によって違いますよね。
最低でもどれくらいの年収が欲しいのかを前もって考え、それを同年代や同職種の平均給与と比べてみるのもいいでしょう。
実力主義できつい労働環境の企業への転職
実力主義を主軸とする会社も増えてきました。社員それぞれが率先して仕事に参加し、実力によって仕事と給与配分が決まるという企業です。
ベンチャー企業など成長過程にある小さな会社で多いタイプですね。
こうした企業は勤続年数や社会人歴も関係ないため、経歴に不安のある第二新卒者でも年収アップが期待できます。
ただし、注意したいのが労働環境の過酷さ。
自分で勉強し、実力をつけて積極的に仕事を取りにいかないといけないので、必然的にハードワークになります。残業や休日出勤も増えるでしょう。
もちろん、労働や成果にともなう報酬が払われる分にはブラック企業ではありません。
また、経験不足を一気に取り戻し、ぐんぐん成長していける環境でもあります。その後の転職活動にも良い影響を与えてくれるでしょう。
つまり、見返りが大きい分、かなりきつい生活になることは覚悟しなければいけないということです。
初任給が高くて昇給機会の少ない企業への転職
転職時、求人情報にて初任給が気になる人は多いかと思います。
なかには、初任給が他の企業よりも高めの会社がありますよね。
確かに、初任給が高い会社は入社後2〜3年は前職より年収アップが期待できます。
ですが、初任給の高い企業は昇給の機会が少ない傾向も強いんです。つまり、最初の給料から上がらないということ。
一般的な企業は会社への貢献度が低い入社時から少しずつ給料が上がっていきます。
初任給の高い企業と低い企業での勤続10年目を比べてみると、初任給の高かった企業の方が結果として年収が低いこともあります。
入社時点からほとんど年収アップしなかったということですね。
長く勤めるつもりでいるなら初任給は気にしないこと。それよりも昇給の機会や先輩社員の年収額をチェックする方が重要です。
第二新卒におすすめの転職エージェントは？
第二新卒のサポートにおすすめの転職エージェントを紹介しておきます。転職エージェントを利用するなら、まずは公式サイトからの無料会員登録が便利です。
登録後は担当エージェントから連絡が入り、詳しい利用説明を聞くことができますよ。ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。
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