第二新卒のための転職理由の考え方 - 面接や履歴書で使える例文やランキング

第二新卒のための転職理由の考え方

 

第二新卒の転職活動は中途採用にあたるので、新卒の就活時にはなかった転職理由を聞かれることになります。

 

今回は、初めての転職でも成功できる第二新卒のための転職理由の考え方を紹介します。

 


 

第二新卒の選考で転職理由は必ず聞かれる!

 

第二新卒の転職と新卒の就活の違いのひとつに、『転職理由』があります。

 

企業側としては、「なぜ辞めたのか」「次の仕事は続けられるか」といったポイントが気になるので、どこの会社の転職理由は必ず聞きます。

 

履歴書や職務経歴書で軽く触れておかなければいけないうえ、面接ではもっと深く聞かれることになるので選考を進める重要なキーポイントでもあります。

 

それなのに、早期離職してしまった第二新卒には、ネガティブな理由で転職する人が多いので転職理由をうまく伝えられません。

 

逆に言えば、転職理由をもっとうまく伝えられるようになれば、転職活動はかなり有利に進められますよ。

 

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第二新卒に多い転職理由ランキング!

 

まずは、第二新卒によくある転職理由と、なぜその理由が選考に弱いのかを見ていきましょう。

 

第1位:人間関係がつらい

 

転職する第二新卒の約40%が、人間関係の悩みで退職を決意しています。

 

さまざまな年齢層・経歴・考え方の人たちが集まる会社は、どうしたって人間関係が複雑になります。

 

ただ人間関係は勤めてみなければわからないものなので、企業側としても「ちょっとした人間関係のトラブルでまた辞めるのではないか」という疑いを持ちやすい人材です。

 

 

第2位:働き方が合わない

 

ワークライフバランスとも呼ばれるもので、「残業が多い」「仕事量が多い」「働く時間帯が体に合わない」など、仕事と私生活のバランスが崩れる状態です。

 

業界特有の働き方もあれば、その企業単独の無茶な働き方をしている場合もありますよね。

 

企業側としては、「うちの会社の働き方をよく理解してくれているか」「ついてこられるか」が気になる人材です。

 

 

第3位:仕事内容が合わない

 

新卒のときに希望を持って就職したものの、「思っていたものと違った」「仕事に面白みを感じない」など仕事内容に不満を抱くこともあります。

 

業界研究や自己分析が甘かったという人もいますが、結局は働いてみないと相性や面白さはわからないものでもありますよね。

 

企業側としては、「今度は仕事内容と自分の相性をきちんと分析してきているか」「自社の仕事内容をちゃんとわかっているか」が気になるところですね。

 

 

第4位:お金・給料が少ない

 

どれだけ働いても給料が少ない、もらえるお金をもっと増やしたいという理由で転職する人もいますよね。

 

転職理由としてもポジティブな部類に入るので、採用されやすい理由でもあります。

 

企業側としては、「給料に見合う働きをしてくれるかどうか」を重視して採用を決めます。

 

 

 

第二新卒のための転職理由の考え方とは?

 

では具体的に、上記のような理由で転職するときの転職理由の考え方を見ていきましょう。

 

転職理由の重要なポイントは、『企業側に不安を抱かせないこと』です。

 

できるだけポジティブに変える

転職理由や退職理由はポジティブに

 

第二新卒者の転職理由は、ネガティブな場合も珍しくありません。

 

本来の転職理由をそのまま伝えてしまうと、企業側は「またすぐに辞めるのではないか」という疑いを持ちます。

 

企業が嫌う転職理由:

  • 人間関係が合わなかった
  • 仕事が面白くなかった、相性が良くなかった
  • 仕事の失敗をきっかけに逃げてきた
  • 残業時間が長い・労働環境が悪かった

 

本人にとっては仕事を辞めたいと感じるほど重大な問題だったとしても、そのまま人事担当者に伝えたのでは印象が悪いままです。

 

もちろん、面接や選考で嘘つくのは良くありませんが、好印象になるように「伝え方を変える」ことも重要ですね。

 

まずは、ネガティブな理由をそのまま伝える必要はない、ということを覚えてください。

 

 

前職を無駄な時間にしない

転職理由や退職理由の伝え方

 

転職理由の説明で重要なのは、伝え方です

 

伝え方のポイント:

  • できるだけ悪者は作らない
  • 前職から学べるものはすべて学び取ったように見せる
  • 誰が聞いても納得のできる転職事情を演出する

 

仕事を辞めるということは、多かれ少なかれ、ネガティブな理由を含みます。人事担当者もそれは理解しています。

 

だからこそ、ネガティブな理由をどう乗り越えて、転職先にどう活かしたいと考えているのかを知りたがっています

 

たとえば、仕事で上司ともめたことが原因で居づらくなったため転職したとしましょう。

 

そのまま伝えてしまうと「上司と合わなかった」となってしまい、人間関係に弱い人材だと思われてしまいます。

 

ベストな例文としては、

 

とある案件で○○が××するという問題が起こりました。私は△△してはどうかという提案をしましたが、聞き入れてもらえずに案件は破談してしまいました。

 

私はチーム内の意見交流が円滑になるよう、「プレゼンテーションで提案の根拠やメリットを提示する」「メンバーに個別に相談する」「上司に掛け合う」などの改善を図ってきました。

 

1年間ほど話し合いを重ねたことは自身の成長にもつながりましたが、現在の職場ではこれ以上の改善が望めないと感じました。

 

年齢や経歴にとらわれずに積極的な意見交流のできる社風である御社では、これまでの経験を活かした提案力で業績に貢献したいと考えています。

 

といった具合になります。

 

転職理由となった「問題」も、自分のための経験や成長につながったこと。問題改善のために努力したうえで、これ以上の学びはないと感じたことなどを伝えます。

 

誰がどこから見たとしても転職して当然の環境だったことを演出する、これが転職理由で不利にならない説明の基本です。

 

⇒ 転職を考え始める時期とは?

 

⇒ タイプ別の転職方法まとめ

 

 

志望動機にもつなげていく

転職理由や退職理由と志望動機

 

上記の例文でもうひとつ注目しておきたいのが、転職理由がそのまま志望動機につながっているという点です。

 

なんとなく御社を選んだのではなく、「前職で変えたいと感じた仕事のあり方を、御社であれば解決できると判断した」と伝えています。

 

相手企業の特徴をきちんと分析しており、自分との相性も良いということをアピールしているわけですね。

 

ポジティブな志望動機につなげることで、ネガティブな転職理由が目立たなくなります。自身と相手企業との相性もアピールできて一石二鳥。

 

このとき、的外れなアピールにならないようにきちんとした業界研究・企業研究も重要ですね。

 

⇒ 志望動機の考え方とは?

 

⇒ 業界・企業研究の方法

 

 

 

第二新卒向けの転職エージェントで対策しよう!

 

自分だけで転職理由を考えにくいのであれば、転職エージェントなどの専門家にサポートをお願いしましょう。

 

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ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。

 

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