第二新卒が研究職として転職する方法
理系の第二新卒者にとっては、理想的な職種である研究職。ですが、研究職は転職市場から見ても中途採用の難しい仕事です。
今回は、第二新卒者が研究職で転職を成功させるために、やっておきたいことや今後のキャリアプランについて見ていきましょう。
第二新卒にとっても研究職は転職が難しい!
第二新卒者にとって転職しやすい職種とそうでない職種というものがあります。
研究職は第二新卒にとって、転職の難しい仕事のひとつです。
そもそも、研究職自体が転職しづらい市場なんです。
研究職は他の職種に比べて転職する割合が低く、終身雇用になる企業も少なくありません。
そのため、欠員が出ないので研究職の求人自体が少ないんですね。
仮に中途採用で転職できたとしても、新卒で入社している社員に比べると評価が低め。
よほど特別なスキルがないかぎり、勤続年数で決まる出世街道から外れてしまいます。
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第二新卒が研究職で転職を成功させるには?
第二新卒ができるだけ好条件で採用してもらうために、覚えておきたいポイントを紹介します。
専門家のサポートを受けよう
第二新卒として転職活動を始めるなら、まずは転職エージェントなどの専門家にサポートをお願いしましょう。
転職エージェントでは、あなたの状況に合わせて転職活動の進め方を教えてくれます。
他にも、希望条件に沿った求人の紹介、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策などが受けられます。
転職エージェントを利用することで、第二新卒の採用率は2倍以上に上がるというデータもありますよ。
ちなみに、エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。気軽に相談してみてください。
新卒採用も狙ってみよう
経験の少ない第二新卒者は、むしろフレッシュさを活かして新卒と同様の扱いを目指す方法もあります。
新卒と同じ時期に入社できれば、研修からその後のキャリアも新卒者と同じ扱いを受けることができます。
キャリアの作り直しになるので、年齢に比べて数年分の出遅れは感じるかもしれません。
また、研究職の場合、新卒採用でも毎年のように選考を行うわけではありません。
希望している企業の新卒採用の時期を狙って選考を受けましょう。
4月入社を目指すなら3月前後の中途採用を狙うか、新卒向け求人に応募するかのどちらかが考えられます。
企業の求めるものを把握しよう
研究職と言っても、大学や大学院で専攻してきた分野をそのまま活かせるわけではありません。
まったく別の分野を任されたり、研究には直接関係ないようなコミュニケーションスキルや交渉、リーダーシップを求められることもあります。
今、企業の多くは専門家以上にマルチなスキルを発揮できる人間を求めています。
この事実は、研究者としての実務経験が少ない第二新卒者にとっては朗報です。
これまでの仕事で培ってきた人間関係のスキルや他の業界の知識もまた、アピール材料になる可能性を秘めています。
的確なアピールをするためには、選考を受ける企業・業界には何が求められているのかを研究・分析する必要があります。
分析すればするほど、専門知識以外のスキルを活用する場面が多いことに気付くはずです。
今やれることはやっておこう
もしも、今すぐの転職を急いでいないのであれば、現在の職場でできることはやりつくしておいた方がいいでしょう。
特に、すでに研究職で働いている人はなおのことです。
研究職はフレッシュさが売りといえども、経験はあるに越したことはありません。勝負できる武器を増やせば増やすほど転職は有利になります。
なかには、現在の職場だからこそ経験できることもあるはずです。
長い目で見たキャリアプランを考えながら、将来に必要だと思われるスキルや経験を着実に積み重ねていきましょう。
転職エージェントの使い方を知っておこう!
第二新卒が転職活動を効率的に進めるなら、転職エージェントなどの専門家にサポートを受ける方がいいでしょう。
あなたの希望条件に合った求人を紹介してくれるほか、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策などのアドバイスも受けられます。
転職エージェントを利用するには、まずエージェントの公式サイトから無料会員登録をしてみましょう。
無料会員登録後は、担当エージェントからメールや電話などで連絡が入ります。
エージェントの詳しい利用説明を聞いたあと、個別相談が受けられるようになりますよ。
ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。
研究職は転職エージェントを複数利用しよう
第二新卒が転職先を探すとき、転職エージェントなどの専門家を頼ることは一般的になりつつあります。
その一方で、理系や研究職の求人を扱っている転職エージェントはまだまだ少ないのが現実です。
通常の求職者は2〜3社の転職エージェントを利用するのですが、研究職を探す場合は5〜6社ほどの転職エージェントで求人探しをしてもらった方がいいでしょう。
幸いにも転職エージェントはどれだけ利用しても、すべて無料です。
複数の転職エージェントを同時利用することで、研究職の求人の平均値も見えてきます。あなたの納得できる待遇条件が見つかるまで根気強く求人を探してもらいましょう。
第二新卒におすすめの転職エージェントは?
第二新卒のサポートにおすすめの転職エージェントを紹介しておきます。転職エージェントを利用するなら、まずは公式サイトからの無料会員登録が便利です。
登録後は担当エージェントから連絡が入り、詳しい利用説明を聞くことができますよ。ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。
〜 エージェントの選び方 〜
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