第二新卒のためのハローワークの使い方
第二新卒として転職を考え始めたとき、ハローワークの利用を考える人は多いのではないでしょうか。
実は、ハローワークはすべての第二新卒におすすめできる施設ではないんです。
ハローワークの特性と第二新卒との相性を理解したうえで、求人探しのための利用方法や就職相談について見ていきましょう。
第二新卒でハローワークを利用してもいい人は限られている!
ハローワークは行政が運営する「職業安定所」です。誰でも無料で利用できることや全国各地にあることから、仕事探しの定番として知られています。
実のところ、ハローワークの利用は第二新卒に向いていません。
ハローワークの弱点:
- 大手企業や人気企業の求人が少ない
- 第二新卒などの職歴が浅くて若い人向けの求人が少ない
- 無料で求人が出せるのでブラック企業が混ざっている
- 求人数は多いが、検索システムが古くて使いづらい
第二新卒は、新卒者や一般の中途採用者とも違う特殊な人材です。
第二新卒には第二新卒に合った転職活動が必要なのですが、ハローワークは若者向けの支援に弱い傾向にあります。
もちろん、一部の第二新卒にとってはハローワークを利用するメリットもあります。
ハローワークを利用したい第二新卒者:
- 地元に密着した中小企業に就職したい人
- 国家資格の取得や特殊スキルを習得したい人
上記以外の第二新卒は、ハローワーク以外の若者の転職に特化した支援を受けるべきですね。
- 大手リクナビが運営する第二新卒向けエージェント。書類選考なしで面接できる
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- 短期集中講座で社会人に必要なスキルが身に付く。書類選考なしで面接できる
第二新卒のためのハローワークの使い方とは?【求人探しと職業訓練】
第二新卒のなかでも「地元企業に就職する人」「資格やスキルの取得を目指す人」にとっては、ハローワークの利用も価値があります。
ハローワークの利用内容を求人探しと職業訓練に分けて、使い方とサポート内容を見ていきましょう。
ハローワークで求人を探す方法
ハローワークの基本となるサポートは、「就職相談」と「求人の紹介」です。
近隣のハローワークに行くと、まず受付でハローワークカード(会員証)の作成を求められます。
利用の流れ:
- 受付で初めての利用を伝えると、申し込み用紙を渡される
- ハローワークカード(会員証)が作成される
- 順番待ちをしてカウンセリングを受ける
- 専用のPCで求人検索ができる
- 紹介してもらいたい求人が見つかったら再びカウンセリングを受ける
カウンセリングでは、現在の状況と希望する求人の条件などを伝えます。自分でも求人検索をしますが、相談した職員の方でも求人を探してくれます。
気になる求人が見つかれば、職員の方から企業側に連絡を取って面接日時などを設定してくれます。
基本的には採用が決まるまで、上記の流れを繰り返すことになります。
職業訓練を受ける方法
ハローワークでは国家資格の取得や特殊なスキルの習得を学べる、職業訓練の講座にも申し込みができます。
実際に、学ぶのは「職業訓練校」と呼ばれる場所ですが、申し込みはハローワークからできます。
利用の流れ:
- ホームページやハローワークで講座情報を入手する
- 職業訓練校の見学会や参加セミナーに出席する
- ハローワークで受講の申し込みをする
- 面接や筆記試験などの選考を受ける
- 合格後に再度、ハローワークで手続きをする
一般的なセミナーやビジネス講座に比べると、職業訓練校の申し込みは複雑で面倒だと言われています。
「失業保険の受給資格者証」の有無や職業訓練を受ける必要性などから、誰もが必ずしも職業訓練に参加できるわけではありません。
就職する意志があり、目指している仕事のためには職業訓練が必要だという理由を話せるようにしておきましょう。
第二新卒におすすめの転職エージェントは?
第二新卒のサポートにおすすめの転職エージェントを紹介しておきます。転職エージェントを利用するなら、まずは公式サイトからの無料会員登録が便利です。
登録後は担当エージェントから連絡が入り、詳しい利用説明を聞くことができますよ。ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。
〜 エージェントの選び方 〜
- 相談できるオフィスは近くにある?(遠方対応についても)
- 応募したい求人を取り扱っている?
- 転職サポートの内容は魅力がある?
- 担当してくれるエージェントとの相性はどう?
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