第二新卒が大学職員として転職するには?
給料も高く、安定性もある大学職員は第二新卒にも人気の高い職種です。好条件なだけに倍率が高いのが難点。
社会人経験の浅い第二新卒が大学職員の仕事を勝ち取るための方法と求人の探し方を見ていきましょう。
大学職員は第二新卒にも人気がある!
大学職員の仕事には、以下のような魅力があると言われています。
- 公務員と同じくらい給料や福利厚生の安定性が高い
- 仕事内容が比較的に楽
- 残業が少なくて定時に帰れる
これだけの好条件がそろっていれば、第二新卒から人気が高いのもうなずけますね。
上記の魅力は、すべての大学に当てはまるわけではありませんが、おおむね当たっていると言えるでしょう。
大学職員の採用は新卒だけでなく、中途採用の募集もあるので第二新卒にもチャンスがあります。
ですが当然、これだけ条件がよければ、採用倍率はかなり高くなります。
第二新卒が大学職員の仕事を勝ち取るにはどうすればいいのでしょうか。
- 大手リクナビが運営する第二新卒向けエージェント。書類選考なしで面接できる
- 初めての転職方法や企業研究、面接対策がわかる無料のセミナーが充実
- 短期集中講座で社会人に必要なスキルが身に付く。書類選考なしで面接できる
第二新卒が知っておきたい大学職員の採用状況とは?
倍率の高い大学職員の仕事で採用されるために、第二新卒が覚えておきたいポイントを見ていきましょう。
学校法人は終身雇用を前提としている
大学職員の離職率は、他の職種に比べるとかなり低い方です。
産休や育休の制度もきちんと整っているうえ早退もしやすく、たいていは定時で帰ることができるのでライフスタイルが変わっても続けやすい仕事です。
よほど経営改革に力を入れている大学でない限り、業務自体もそれほどきつくありません。
それでいて、勤続年数や年齢ごとにきちんと給料が上がっていきます。しかも、大学自体がつぶれることはほとんどないのでリストラも考えられません。
まるで、公務員のような安定性です。
逆に言うと、大学としては定年まで働いてくれる職員を求めているというわけでもあります。
結婚・出産で辞めてしまう可能性のある人、給料や人間関係に不満があれば転職しようと考えている人、他の仕事への踏み台にしようとしている人は大学にとっても不安定な存在です。
第二新卒など若い世代とって「一生の仕事」とは想像しづらいでしょうが、大学職員の採用に関しては「一生ここで働く覚悟」を求められると考えていいでしょう。
国公立大学よりも私立大学の方が年収は高い
収入が高いと言われる大学職員の仕事。
実は、国公立大学と私立大学ではかなり年収額が違います。
特に問題なのが、昇給額と生涯年収の違いです。
国公立大学は私立大学に比べて昇給額の上がり幅が低く、長く勤めてもなかなか給料が上がったように感じません。
また、私立大学のなかでも偏差値が高く、有名大学として経営が安定している学校の方が年収額は高めです。
私立大学だといっても、中途半端な二流・三流大学では忙しいばかりで給料が上がりません。
生涯勤めるつもりでいるのなら、なおのこと、初任給だけでなく生涯年収の比較も重要です。
採用されるにはプラスアルファが必要になる
大人気で採用倍率の高い大学職員の仕事は、当然、選考も厳しくなかなか受かりません。
採用される職員は何が違うのでしょうか?
大学職員の選考基準は、第一に「職歴」です。
大学職員の採用は公務員にも似ていて、前職が大手企業や銀行など手堅い勤め先であった人ほど受かりやすいようです。
もちろん、大学職員経験者はもっと有利になります。
第二に、「プラスアルファのスキル」が必要です。
各大学が力を入れている活動・システムに合った専門スキルを持つ職員は一目置かれます。
たとえば、留学生など海外交流が盛んな大学では英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイン語といった語学力のある人が有利。
あるいは、さらなる学部・学科増設、学生数を伸ばしたいと考えている大学ではマーケティングや広報の経験を持つ人などが求められています。
大学職員にはまったく関係ないと思っていたあなたのスキルが、意外な形でアピール材料となるかもしれません。
まずは、希望する大学の事業を綿密に調べてみることです。
その大学が今後、必要とするだろうスキルや分野の知識をアピールすることで、社会人歴の浅い第二新卒でも採用率を高めることができます。
転職エージェントの使い方を知っておこう!
第二新卒が転職活動を効率的に進めるなら、転職エージェントなどの専門家にサポートを受ける方がいいでしょう。
あなたの希望条件に合った求人を紹介してくれるほか、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策などのアドバイスも受けられます。
転職エージェントを利用するには、まずエージェントの公式サイトから無料会員登録をしてみましょう。
無料会員登録後は、担当エージェントからメールや電話などで連絡が入ります。
エージェントの詳しい利用説明を聞いたあと、個別相談が受けられるようになりますよ。
ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。
第二新卒におすすめの転職エージェントは?
第二新卒のサポートにおすすめの転職エージェントを紹介しておきます。転職エージェントを利用するなら、まずは公式サイトからの無料会員登録が便利です。
登録後は担当エージェントから連絡が入り、詳しい利用説明を聞くことができますよ。ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。
〜 エージェントの選び方 〜
- 相談できるオフィスは近くにある?(遠方対応についても)
- 応募したい求人を取り扱っている?
- 転職サポートの内容は魅力がある?
- 担当してくれるエージェントとの相性はどう?
就職Shop
< おすすめポイント >
- 大手リクルートが運営する若者向けエージェント
- 書類選考なしで正社員の面接が受けられる
- 求人はすべて100%調査済みの企業のみ
|
|
新卒向け求人サイトでもお馴染みの大手人材紹介の「リクルート」が運営する、若者向けの転職エージェントです。
取り扱っている求人は、基本的に未経験者向けで、しかも書類選考なしだから経歴に不安があっても採用されやすい。
相談オフィスは、新宿・銀座・横浜・北千住・埼玉・千葉・西東京・大阪・京都・神戸にあってアクセスも抜群ですよ。
- すべての転職者におすすめ
- 最初に相談したい転職エージェント
いい就職.com
< おすすめポイント >
- 第二新卒・既卒・新卒専門のエージェント
- 面接対策や企業研究のセミナーが充実
- 求人はすべて正社員のみで非正規雇用はなし
|
|
2001年からサービスを開始している、第二新卒・既卒・新卒向けの転職エージェントです。
面接対策や会社研究ができる無料のセミナーが充実しています。初めての転職活動でもいちから始め方を教えてもらえますよ。
相談オフィスは、東京・大阪・名古屋・横浜の4ヶ所。不定期で全国への個別相談会も開催しています。
- いきなり面接を受けるのは不安がある人
- 初めての転職活動の方法を学びたい人
- 転職まで時間の余裕がある人
JAIC(ジェイック)
< おすすめポイント >
- 第二新卒やフリーター専門のエージェント
- 2週間の短期講習で書類選考の面接が受けられる
- 求人はすべて正社員のみで人柄重視の採用
|
|
第二新卒やフリーターを専門とする転職エージェントです。入社後の定着率91.3%と、転職後のミスマッチ対策もできるエージェントです。
「就職カレッジ」と呼ばれる短期集中型のセミナーを受けることで、優良企業20社以上と書類選考なしの合同面接会を受けることができます。
相談オフィスは、神保町・新宿・池袋・横浜・大阪・梅田・名古屋・福岡にあり、不定期で全国の相談オフィスを開設しています。
- 短期間で今すぐにでも転職したい人
- 社会人としての実力と自信をつけてから転職したい人
- 体育会系の人
第二新卒エージェントneo
< おすすめポイント >
- 丁寧なサポートが受けられる第二新卒専門のエージェント
- 転職相談満足度NO.1なども受賞
- 1人当たりの平均サポート時間は8時間
|
|
丁寧なカウンセリングサポートが特徴的な第二新卒専門の転職エージェントです。1人あたりの平均サポート時間は、なんと8時間!
「就職転職相談のしやすさNO.1」「面接対策満足度NO.1」「就職転職満足度NO.1」など、数々の賞を受賞。紹介する企業はすべてブラック企業を排除。未経験からの転職実績も1万人を超えました。
相談オフィスは、東京・大阪・名古屋・福岡にあります。電話やメールでも相談も受け付けています。
- 転職活動の不安をひとつずつ解決してほしい人
- 時間をかけて面接対策がしたい人
- 転職まで時間の余裕がある人