第二新卒の転職は不利なのか?
経歴・経験が浅い第二新卒者のなかには、転職活動が不利だと感じることもあります。
新卒や経験のある中途採用者にも負けない、第二新卒のメリットを活かして転職活動を有利に進める方法を見ていきましょう。
第二新卒の転職活動は本当に不利なのか?
第二新卒とは、学校卒業3年以内の正社員経験者。
つまり、多くの人が社会人経験3年未満で退職してしまいます。経歴が浅いことで転職が不利になると感じる人も珍しくありません。
実際、社会人になってからの転職は経験・経歴重視になります。経験が少ない人、経歴が浅い人ほど不利ですよね。
ただし、第二新卒だけは特別なんです。
第二新卒は社会人としての基礎力が身に付いており、そのうえでひとつの業界や企業に染まっていないので教育しやすい人材として今、注目を集めています。
第二新卒者は新しく育てやすいのに教育費用は削減できる人材だ、と企業は考えています。
第二新卒は需要あり!
すべての転職活動で一方的に不利だというわけではないんですね。
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第二新卒が不利な転職活動でうまくいかないパターンとは?
それでも、転職活動で不利だと感じる第二新卒がいるのも事実。実は、第二新卒が不利になりやすい転職先というものもあるんです。
逆に言えば、不利な転職先は避けて通ればOK!第二新卒が不利になる転職のパターンを把握しておきましょう。
新卒採用が中心の企業への転職
企業によっては社員のほとんどが新卒上がりのところもあれば、中途採用者が9割という会社もあります。
新卒採用が中心の企業では、まわりの勤続年数も長く、必然的に昇進の優先順位も新卒採用者が有利になります。
大企業などの新卒大量入社の会社ではこの傾向が強いですね。
新卒が強い企業に第二新卒が入社すると、新卒よりも扱いが悪いと感じる場合が多いようです。
重要な仕事を任されず、雑用のような業務ばかりでやりがいがないというパターン。
第二新卒として転職するなら、第二新卒の採用実績が多い企業がおすすめです。
転職エージェントなどを利用すれば、第二新卒の採用実績や離職率がきちんとわかります。
第二新卒をとったことのない企業や新卒者が多い企業は要注意。
どうしてもその企業に入りたい場合は、実力と経歴をつけてからキャリア転職を目指す方がいいでしょう。
経験重視の業界・職種への転職
第二新卒は新しいことを吸収しやすいという意味で、未経験をメリットととらえた人材です。
未経験の第二新卒者でも、ほとんどの業界・職種にチャレンジしていけると考えていいでしょう。
その一方で、経験重視の業界・職種があるのも事実です。
こうした業界や職種は未経験者が正社員を目指すことが難しいんですね。
たとえば、事務職や経理職など企業によって仕事内容が大きく変わらない職種が当てはまります。
経験重視の場合、たとえ未経験から正社員になれたとしても「仕事についていけない」「雑用しかさせてもらえない」などの事態が起こります。
このときの対処法は、正社員以外の働き方で経験を積むこと。
派遣社員や契約社員など、正社員以外であれば未経験OKの求人もわりと見つかります。とにかくまずは経験と経歴をつけて、正社員としての採用を目指す。
遠回りに見えて、実は近道になっている転職方法です。
すぐに辞める人材ではない理由を説明できない
第二新卒の多くは、新卒入社の会社を3年以内に辞めています。
「とりあえず3年勤めてみないと仕事の面白さはわからない」という人もいるように、3年以内に辞めると転職時の印象は良いものではありません。
ですが、本当に問題なのは、企業の採用担当者から「またすぐに辞めるのではないか?」という疑いを晴らせるかどうか。
「この人は本当に理由があって会社を辞めて、うちに来たいと思ってくれたんだな」。こんな前向きな印象を持ってほしいわけです。
そのためには、「転職理由」がとても重要。
「なぜ、前の会社を辞めたのか」を説明してもいいのですが、どちらかというと「なぜ、この会社に入りたいと思ったのか」を説明した方が印象は良いようです。
つまり、「この会社にどうしても入りたかったので、前の会社は辞めました」ということ。
前の会社を辞めた理由だけだと、どうしても言い訳臭くなりますからね。
それよりも、この会社で入ってやりたいことや発揮できる自分の能力をアピールする。
やりたいことや自分の能力を仕事にするためには、どうしてもこの会社に入る必要があった。
こう説明する方が好印象。
業界・企業研究をきちんとして、メリットとデメリットを理解していることをアピールできれば、「簡単に辞める人ではない」という印象を与えられます。
第二新卒におすすめの転職エージェントは?
第二新卒のサポートにおすすめの転職エージェントを紹介しておきます。転職エージェントを利用するなら、まずは公式サイトからの無料会員登録が便利です。
登録後は担当エージェントから連絡が入り、詳しい利用説明を聞くことができますよ。ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。
〜 エージェントの選び方 〜
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